今回は、マンホールカードの世界です
マンホールカードをご存知ですか?
突然ですが、みなさま「マンホールカード」をご存知でしょうか?
知ってるよ!持ってるよ!集めているよ!という方もいらっしゃるかと思いますが、
何だいそれは?という方も多いのではないかと思います。
マンホールカードはマンホールのトレーディングカードです!
「マンホールカード」とは、「下水道広報プラットホーム」という団体が手がけている、トレーディングカードです。
どんなカードなのかと言うと、カードの表面には、
自治体の名前
マンホールの写真
そのマンホールのある場所の座標(緯度と経度)
などが。
裏面には、
マンホールのデザインに関する由来や資料などが、掲載されています。
内容がとっても、マニアックな気がします…。
どうしてマンホールカードが発行されているのでしょう?
私たちは普段の生活で当たり前に水を使いますね。
キッチンや洗面所、お風呂、トイレなどで使った水は、それぞれ排水口から排水管を通り、公共の下水道へと流れていきます。
この当たり前のことが、実はとても大事なこと…。
私たちの生活を、文字通り足元から支える重要なインフラである下水道にもっと関心を向けて欲しい!という思いで、
2016年に誕生したそうです。
マンホールにはいろいろなデザインがあって、愛好家が多いことでも知られていますが、トレーディングカードになっているとは…。
ご家庭の排水設備と下水道とをつなぐ、排水管を高圧洗浄しているライブウェル株式会社としては、放っておけないアイテムかもしれません!
マンホールカードを集めよう!
マンホールカード、4つの疑問?!
マンホールカードについてもう少し詳しくみていきましょう。
1枚いくらなの?
マンホールカードは無料で手に入れることができます。
(オークションサイトなどでも見かけますが、基本は無料のものです)
どこで手に入るの?
マンホールカードは、種類ごとにそれぞれ入手できる場所が違います。
配布場所は、市役所であったり、下水道関連の施設であったり、道の駅であったり様々。
そこに行かないと手に入らない!というのが、コレクション心をくすぐるポイントのひとつになっているのかもしれません。
どうやったら手に入るの?
マニアックな下水道クイズをクリアして…。いえいえ。
そうではなく、配布場所に行き
基本的には「マンホールカードをください」と伝えれば、在庫があれば1人1枚もらえる仕組みです。
在庫に限りがあるというのも、ニクいです。
いったい何種類あるの?
マンホールカードを手がける、下水道広報プラットホームさんのHPによると、マンホールカードは2016年の第1弾誕生以来、現在まで第10弾までがリリースされています。
参加自治体454、じつに539種類が発行されているようです。
北は北海道から、南は沖縄まで。す…すでに539種類もあるんですね…。
…なるほど、集め甲斐があります…。
マンホールカードを手に入れました!
まずは近所のマンホールカードをゲットしましょう!
千里の道も一歩から。
ということでまずはライブウェル株式会社東京営業所の周辺でゲットできるところはないか、と言うことで世田谷区周辺のマンホールカードを検索!
下水道広報プラットホームさんのHPから、マンホールカード検索をしてみた結果、
東京営業所の最寄駅「祖師ヶ谷大蔵」の3駅となりの「狛江」駅にある狛江市役所 下水道課窓口で、配布していることがわかりました!事務所から15分ほどで行ける場所。これはチャンス!
ここでゲットできるのは、狛江市のマンホールカードです!
行ってみたら、くれました
さっそく、市役所の5Fにある下水道課窓口で「マンホールカードが欲しいのですが…」と伝えると、すぐに職員の方が狛江市のPRパンフレットとともに出してくださいました。
簡単なアンケート記入が必要なところもあるとインターネットで見ましたが、狛江市役所の場合はアンケート記入はなし。
記念すべき1枚目のマンホールカード、「狛江市」をゲットしました!
実物はどうなっているのかな?
手に入れた「狛江市」のマンホールカードのマンホールは、川と、5本の松と、コサギ。
裏面のマンホールデザインの由来を読んでみると、
狛江市を流れる多摩川
新東京百景に選ばれている狛江を代表する景観「多摩川五本松」
そこに飛来する「コサギ」
なんだとか。
こんなにかわいいデザインのマンホールが実際、道のどこかに設置されているということです。
気がつきませんでした。面白いですね。
行ってみたら、ありました
もらったパンフレットの中に、実際にこのマンホールが市内のどこに設置されているのかわかるチラシが入っていました。ついでなので行ってみましょう。
狛江駅の隣、和泉多摩川駅のすぐ近くに
ありました!
多摩川と、多摩川五本松と、コサギ、だいぶ年季が入っていますが間違いありません。
このマンホールの下には、私たちの生活を支える下水道の世界が広がっているわけですね〜。
下水道に思いを馳せつつ、楽しむカード
下水道広報プラットホームさんのHPで、発行済み全国の全539種類が見ることができますので、覗いてみると、様々なデザインを見ることができるので面白いですよ。
「調布市のゲゲゲの鬼太郎」「釜石市のMiffy」「多摩市のKittyちゃん」「静岡市のちびまる子ちゃん」「広島市のカープ坊や」「北栄町の名探偵コナン」「熊本市のケロロ軍曹」「北九州市の銀河鉄道999のメーテル」など、キャラクターものも多くあるようです。(配布状況によってはもう手に入らないものも…)
長野県のJR佐久平駅前に設置予定の、「北斗の拳のケンシロウ」デザインのマンホールもカード化が企画されているとか…。(お前はもう、踏んでいる…)
どうです?
なんだか、集めたくなってきませんか?
そこに行かないと手に入らないという意味では、自治体のPRツールとしても、マンホールカードは面白いのではないかと思います。
マンホールカードは私たちの当たり前を支えてくれる下水道と、自治体をPRしてくれるカードでした。これはヨクナル面白いアイデアですね。
みなさんも街歩きや旅先で、ご当地マンホールカード、集めてみてはいかがでしょうか?

下水道広報プラットホームさん公式ホームページ|マンホールカード検索