夏の暑さもひと段落し、
エアコン(冷房)を使わなくても過ごせるような気候になってきました。
実はそんな今こそ、
エアコンや室外機のメンテナンスのチャンス!と言えます。
(エアコン洗浄作業中はどうしても運転を停止しなくてはいけないですからね…)
冬場もエアコンを快適に使うために…。
この記事では、エアコン本体だけでなく、見落とされがちだけど実は大事な室外機のメンテナンスについてもご紹介します!
ぜひこの機会に、ご自宅の室外機をチェックしてみてくださいね。
日本の秋、到来!
みなさん、こんにちは!ヨクナル編集部です。
やっと暑さも和らぎ、秋らしい天気になってまいりました。
それにしても、
本当にこの夏は殺人的な暑さが続きましたね
日中の暑さに加えて、熱帯夜が続き、
ご家庭によっては24時間エアコンフル稼働なんてことも
少なくなかったかと思います。
ここ数年、そんな暑さのせいもあり
「熱中症対策」には気を遣われていたのではないでしょうか?
この「ヨクナル」でも、あまちゃん先生の熱中症によく効くツボをご紹介しました!
熱中症対策のツボ!|あまちゃん先生のピンポイントリラックス⑤
エアコンさん、お疲れさまです!
さて、
身体のケアやメンテナンスには気をつけていたと思いますが、
酷使していた「エアコンのメンテナンス」については
どうされていましたでしょうか?
まずはここで、
ご家庭でできるエアコンメンテナンスのポイントをご紹介したいと思います。
ご家庭でできるエアコンメンテナンスのポイント
❶エアコンのフィルターを外す。
❷浴室などで、外したフィルターの内面(←ココポイント!)からシャワーなどで水を流しホコリを落とす。フィルターの外面に埃が付着するので、内面から水を当てましょう
❸残ったホコリや油分を落とすため、フィルターの外面に中性洗剤を塗布し、柔らかめのブラシで優しく擦る。
❹再度内面から水を流し、洗剤を洗い流す。
❺軽く振った後、タオル等で水気がなくなるまで(←ココポイント!)乾燥させ、エアコンに取り付ける。
❻カバーや吹き出し口についたホコリを、よく絞った布で拭き取る。
この夏を頑張ってくれたエアコンに、
「お疲れさま」の意味も込めて、どうぞお試しください。
カビ臭さなどの臭いが気になる方は、エアコン内部の洗浄が必要です。
市販のエアコンクリーナーなどで一時的に臭いは回避できますが、
クリーナーの成分がエアコンの中に残ってしまうと、それがまたカビを発生させる原因にもなってしまうので、
エアコン内部の洗浄は、プロのエアコン洗浄業者さんに、お任せした方が良いと思います。
このように、
室内のエアコン本体のメンテナンスは、
臭いやエアコンの効き具合に影響することがわかりやすいのですが、
実は、そのエアコン本体を影で支えている、「室外機」も定期的なメンテナンスが大事なのをご存知ですか?
忘れ去られがちな、室外機メンテナンス!
❶室外機の周りに物を置かない
ご家庭にエアコンがあれば、必ずある室外機。
設置場所は様々だと思いますが、
室外機のまわりに、十分なスペースは確保されていますか?
まわりに物を置いてしまったり、していませんか?
これは、悪い見本。室外機の前に物を置かないようにしましょう。
室外機の役割は…
冷房運転時の室外機は、
室内機から送られてくる熱をもった冷媒を、
室外機の熱交換器で冷やして、室内機に戻しています。
このとき、室外機に付いているファンで、熱を排出するのです。
冷房を使っている室外機から、熱風が吹き出しているのはそのためですね。
物を置いておくと…
ファンの前にその熱風を遮るものがあったりすると、
室外機周辺の空気が暖められてしまうので、効率よく熱を排出できなくなり、冷房効率に影響が出てしまう場合があります。
エアコン臭対策!3ステップでカビ雑菌を防ぐエアコン使用法!
❷室外機のまわりにゴミなどを溜めない
また、樹木やゴミなどがたまると吸気効率も下がるので、室外機周辺のお掃除も大切です。
❸嵐の後はご用心
もともと室外機自体はある程度の自然の雨風にさらされても大丈夫な設計がなされているので、
上部からの水に対しては強いのですが、
下部から吹き上げてくる雨や飛沫には弱いものが多くあります。
先日の台風のような場合など、
想定外の強風により泥やゴミが付着すると、
ファンやモーターに負担がかかる可能性があります。
そこまでこまめにメンテナンスをする必要はありませんが、
「エアコン本体のお掃除はしているのに、イマイチ効きが悪い」と思ったときは、
室外機さんにも「お疲れさま」の気持ちで、
一度チェックをしてみてください!
もしかしたら、その原因(鬼)は外にあるかもしれません!
室外機の本格的な掃除はプロにお任せ!
ここまで室外機のメンテナンスについてお話ししてきました。
いかがでしたか?
室外機周辺のお掃除はご家庭で十分できると思いますが、
室外機自体の汚れを落とすために直接水をかけたりすると、電気部品に水がかかる可能性があったり、
パワーの強い高圧洗浄機を使用するとファンやモーターを傷つけてしまい、故障の原因になりかねません。
本格的なお掃除をする場合には、
専門知識を持ったプロにお任せいただくのが懸命だと思います。
比較的過ごしやすいこの時期だからできるメンテナンス。
寒さが厳しくなる冬が来る前に、是非お試しください。
室内環境が「ヨクナル」と思います!