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涙をリクエスト?!知らなかった!泣語(なくご)の世界

泣語家 泣石家霊照さん

皆さん、こんにちは!ヨクナル編集部です。
突然ですが皆さんはどんなストレス解消法をお持ちですか?
カラオケに行って大声で歌ったり、漫画やテレビのバラエティ番組を観て大笑いしたり、スポーツジムで思いっきり汗をかいたり、どうやって帰ったか憶えてないほど沢山お酒を飲んだり…(笑)
ストレス解消の方法は様々ですね。

そんなストレス解消法の1つに、涙を流すということが意外と効果的なのをご存知ですか?
嫌な思いや悔しい思いをして涙するのではなく、泣ける映画、物語、お話を観たり聞いたりすることで「感涙」をし、能動的に涙を流すことによって心のデトックスを図る方法です。

そこで今回は、そういったちょっと面白い活動「涙活」をされている、泣語家の「泣石家霊照(なかしやれいしょう)」さんをご紹介したいと思います。

泣石家霊照さん登場!

泣語家 泣石家霊照さん

——まず、「泣語」って初めて聞いたんですけど、どういったものなのですか?

はい簡単に言いますと、落語は人に笑ってもらう話芸ですよね、それに対して泣いてもらう話をするのが「泣語(なくご)」です。

——どういったきっかけで始められたんですか?

はい、数年前に私の知り合いが涙を流すイベント「涙活」を立ち上げまして、それに誘われたんです。お恥ずかしい話ですが、その頃仕事が忙しく転職を考えたりして妻と気持ちがすれ違っていってしまって、なんとかしたいなと思ってた時期だったんですね。それで思い切って妻を誘ってそのイベントに参加したんです。

——大変な時期があったんですね。

そうなんですよ(笑)で、何度か参加しているうちに、そのイベントのプロデューサーから、「泣語」というのを考えているんだけど、やってみないか?と打診されたんです。元々話をするのは好きでしたし、何か新しいことに挑戦したいとも思っていたので、やってみることにしたんです。

——で、やってみてどうでした?

最初は実体験を元にした話から始めたんですが、人に泣いてもらうって難しいなって思いました。

——どういったところが難しかったですか?

泣かそう、泣かそうと思うと、人ってどんどん引いちゃうんですね。だからまず、率先して自分が泣こうと。それで、自分の話に「共感」してもらうことが大切なのがわかりました。

——それは泣語に限らず、色々な場面に当てはまりそうですね!

そうですね。実際、本業の仕事上にも役立っている事があると思いますよ。

——それで、奥様とは…?

おかげさまで、共通の体験をしたことで会話も増え、子供にも恵まれたんですよ!(笑)

——ある意味「涙が繋げた絆」ですね!(笑)

そうですね(笑)

——今後、どういった方に泣語を聞いてもらいたいですか?

そうですね、身体が疲れたらマッサージをしますよね、同じように「心」が疲れたら泣語を聞いてもらいたいですね。

——泣語を聞くにはどうすればいいですか?

呼ばれれば全国どこでも行きますよ!アゴアシだけお願いできれば…(笑)涙活のオフィシャルウェブサイトからもご連絡ください!

——では、ここでひとつ「泣語」をお願いできますか?

はい!心を楽にして聞いてくださいね!

泣語「最後の酒」

▶︎クリックで再生されます。(注:音が出ます)

——涙

花粉症ですか?(笑)

——いやいや(笑)なんだか、少しだけ心が軽くなった気がします!

それは良かったです!

皆さんも一度試してみてはいかがですか?

泣石家霊照さんのブログ
https://hirupino.blog.so-net.ne.jp

泣石家霊照が参加されている「涙活」のHP
https://ruikatsu.com