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新型コロナ予防を、厚生労働省発表の情報をもとに考える!|ライブウェル株式会社コラム

新型コロナウイルス、掃除の観点からの対策

こんにちわ、ヨクナル編集部です。
新型コロナウイルスの話題でもちきりですね。

日々更新される、
厚生労働省や国立感染症研究所からの情報をチェックしていくと、
私たちが感染を予防するためにできることが、いくつかあるように感じます。

そこで今回は、厚生労働省ホームページに掲載されている情報をもとに、
今気にした方がいい注意点を、ピックアップしてみました。

いろいろなところで言われていることともダブりますが、
今一度チェックしていただいて、一緒に感染予防を考えてみませんか?

 

コロナウイルス感染経路は?(2020年3月1日現在)

コロナウイルスの感染経路は飛沫感染と接触感染

2020年3月1日時点の情報では、
感染の仕方は、
●感染者のくしゃみや咳、つばなどの飛沫が原因の「飛沫感染」と、
●ウイルスに触れた手で口や鼻を触ることによる「接触感染」とのこと。

はしかや水ぼうそう、結核のような「空気感染」は確認されていないようです。

ただ、
換気の悪い空間に多くの人が集まるケースでは、感染のリスクが高まるということがあるようですので、
イベント等の開催に配慮を…と御達しがあるのは、そのような理由からなのかもしれませんね。

手洗い・咳エチケットと、あと換気

手洗い-咳-換気

手洗い大事

感染経路が、ウイルスに触れた手で口や鼻を触ることによる「接触感染」なので、
石鹸をつかった手洗いやアルコール消毒が、大切です。
正しい手洗いの仕方が、厚生労働省のYoutubeチャンネル、「MHLWchannel」で紹介されていましたので、下記にご紹介します↓

▶︎クリックで再生されます。(注:音が出ます)

出典:政府インターネットテレビ

ヨクナルでも以前、感染症対策として楽しい手洗いの仕方や、子どもたちが楽しく手洗いをしてくれるハンドソープをご紹介しましたね。
こちらもぜひご覧いただければと思います。

外出をするとどうしても、電車のつり革やエスカレーターのベルトなど、誰が触ったかわからないようなものに触れる機会が増えます。
また、家の中にいても、ドアの取っ手やノブ、ベッド柵、テーブル…家族が共用するような場所があるかと思います。

そういったものに触れた手で目や鼻を触ったり、食事をしたりすることがないように、
こまめな手洗いが、感染症の予防になることを意識するのが大切のようです。
風邪やインフルエンザ対策で、言われていることと同じですね。

正しいマスク着用も大事

飛沫感染を防ぐために、正しくマスクを使うことも大切!

これも、正しいマスクの付け方が、厚生労働省Youtubチャンネル「MHLWchannel」で紹介されています。

▶︎クリックで再生されます。(注:音が出ます)

出典:政府インターネットテレビ

マスクは、咳やくしゃみでウイルスなどの病原体を撒き散らすのを防ぐ効果が高いとされているので、
咳やくしゃみが出ている人は着用をお願いしたいところ。

至近距離で話をする場合も、唾が飛んだりしないようにマスクを着用するのがいいのかもしれません。

また、予防として、マスクをつけている人が多いと思います。
屋内や乗り物の中など、換気が悪くて他人との距離が近いところでは、
飛沫感染の予防対策として効果があると考えられているので、正しく着用したいですね。
その際は、外で飛沫を浴びたマスクはずっと使わずに、こまめに変えましょう!

咳エチケットって?

マスクがなくても、咳やくしゃみで飛沫を飛ばさないようにするための咳エチケットがあります。

インフルエンザをはじめとして、咳やくしゃみの飛沫により感染する感染症は数多くあります。 「咳エチケット」は、これらの感染症を他人に感染させないために、個人が咳・くしゃみをする際に、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえることです。
特に電車や職場、学校など人が集まるところで実践することが重要です。

【引用】厚生労働省ホームページ|咳エチケット

咳エチケットについても、色々なところで指摘されることがあると思います。
咳エチケットとはこういうことだ!という詳細は上記リンクに記載がありますので、
この機会にぜひあらためて確認・実践をしてみてください。

換気も大事!

これまでの感染発生事例をもとに、一人の感染者が生み出す二次感染者数を分析したところ、感染源が密閉された(換気不十分な)環境にいた事例において、二次感染者数が特徴的に多いことが明らかになりました。

【引用】厚生労働省ホームページ|新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)|問12 集団感染を防ぐためにはどうすればよいでしょうか?

上記のように、換気の悪い場所は感染リスクが高まるという発表もあります。

飛沫といっしょに撒き散らされたウイルスが、閉ざされた空間に充満していくのを想像すると…
いくら空気感染が確認されていないとはいえ、気をつける必要がありそうです。

そうならないためにも、こまめに換気をして、部屋の空気を入れ替えることで、
ウイルスを密閉空間に閉じ込めないようにするのがポイントですね。

おそうじのススメ

換気扇を掃除しる

接触感染のリスクを減らすおそうじ

接触感染を防ぐにために、少なくともご家庭で手に触れるような箇所は、こまめなおそうじを心がけたいものです。
厚生労働省の新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)にも記載がありましたので、こちらも引用させていただきます。

物に付着したウイルスはしばらく生存します。ドアの取っ手やノブ、ベッド柵など共有部分は、薄めた市販の家庭用塩素系漂白剤で拭いた後、水拭きしましょう。
※家庭用塩素系漂白剤は、主成分が次亜塩素酸ナトリウムであることを確認し、濃度が0.05%(製品の濃度が6%の場合、水3Lに液を25㎖)になるように調整してください。

【引用】厚生労働省ホームページ|新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)|問13 家族に新型コロナウイルスの感染が疑われる場合に、家庭でどんなことに注意すればよいでしょうか?

塩素系漂白剤は、酸性の洗剤と合わせて使うと危険だったり、手指に使用すると肌が荒れてしまうようですので使うときは、注意が必要です。
物の消毒には、次亜塩素酸ナトリウム。
手指の消毒には、消毒用エタノールと、用途によって使いわけていきましょう。

普段触っているスマホを、アルコール消毒などしておくのもいいですね。

換気効率をUPさせるおそうじ

窓を開けるのはもちろんですが、
換気扇に埃などを溜めこまない方が良さそうですね。換気の効率が悪くなってしまいます。
天井埋め込み式の換気扇や、トイレや浴室、脱衣所の換気扇などに使われているシロッコファンや、見慣れたプロペラファン、
キッチンの換気扇などのお手入れをすることで、換気効率をアップさせて、お部屋の空気を効率よく入れ替えましょう!

また、エアコンは室内の空気を吸ったり吐いたりして冷暖房をしていることを考えると、
室内の汚れた空気もエアコン内に取り込んでいます。
エアコンのフィルターや、内部をお掃除して綺麗にしておけば、エアコンから出てくる風も綺麗になります。
換気と合わせて、エアコンのチェックもお忘れなく。

エアコン内部の掃除は難しいですが、
フィルターの掃除であれば、簡単にできますね。
ご家庭でできるエアコンメンテナンスのポイントをご紹介します。

ご家庭でできるエアコンフィルターメンテナンスのポイント

❶エアコンのフィルターを外す。

❷浴室などで、外したフィルターの内面(←ココポイント!)からシャワーなどで水を流しホコリを落とす。フィルターの外面に埃が付着するので、内面から水を当てましょうフィルターの外面に埃が付着するので、内面から水を当てましょう

❸残ったホコリや油分を落とすため、フィルターの外面に中性洗剤を塗布し、柔らかめのブラシで優しく擦る。

❹再度内面から水を流し、洗剤を洗い流す。

❺軽く振った後、タオル等で水気がなくなるまで(←ココポイント!)乾燥させ、エアコンに取り付ける。

❻カバーや吹き出し口についたホコリを、よく絞った布で拭き取る。

換気の際に、ついでにチェックしてみましょう!

こまめなおそうじで、お家の中のホコリや汚れを落として、ばい菌やウイルスの発生をおさえていきたいですね。
お掃除の際は、舞い上がった埃を吸い込まないようにくれぐれもご注意ください。

なるべく正しい情報と判断で乗り切りたい

正しい情報と正しい判断

今回は、政府から発表されている情報をもとに構成しましたが、

手洗い、咳エチケット、身の回りを清潔にする、換気をする、人混みを避けるなど、基本的な感染症対策が有効であるとわかりました。

大規模イベントの中止や延期、小中学校の臨時休校、
会社では、在宅勤務、時間差通勤、有給対応など
私たちの生活の様々なところに影響が出ています。

早く落ち着いて、もとの暮らしに戻りたい。今が頑張りどきなのかもしれませんね。

何しろ、未知のものですので、
テレビ番組やSNS、人伝のうわさ等で真偽不明の様々な情報が飛び交う中で、
不安感から判断に迷ってしまうこともあるかと思います。

大変なときこそ、ポイントを抑えて冷静な対応をしたいものです。
この状況がはやくヨクナルといいですね。

3月1日現在の情報をもとに構成しています。本記事もなるべく最新の情報になるよう更新してまいります